2017年度テーマ

いわくらラボ
〜長谷川富三郎に学べ!土地、物、心の相関関係を探るアート〜

【事業概要】

 今回のAIRプログラムで取り上げるのは、戦後鳥取の民藝運動を牽引した作家の一人、長谷川富三郎(1910 - 2004)という倉吉市の板画家です。

 彼は、地元の明倫や三朝の小学校などで教諭を勤める傍ら、「物と心の相関関係」というテーマをきっかけにして、教育や芸術の探求をおこない板画の制作を続けた作家です。河井寛次郎、棟方志功といった県外の芸術家とも積極的に交流し、教育や制作を通じて、地元の子供達や県内外の作家に大きな影響を与えています。

 当事業では、彼が終生暮らした倉吉を、再び文化と芸術の舞台とし、地域に根差した形で、若手芸術家との創発的協同活動と若手芸術家育成支援を試みます。

 事業期間中、倉吉市の地域の人たち・地元の活動団体と一緒になって、長谷川富三郎さんの作品の調査と紹介を行います。多様な表現技法で制作するアーティスト久保田沙耶と、本事業ディレクター兼アーティストの中村絵美を招聘し、長谷川のテーマであった「物と心の相関関係」を再考し、地域風土と物と心の関係を目に見える形で提示します。

 活動は二期に分けて実施する予定です。

 第1期では「いわくらラボ」(ラボの会場となる「いわくら大黒座」がある東岩倉町の「いわくら」+「ラボ」、または「曰く」+「ラボ」)という名称で、(1)長谷川富三郎作品の紹介展や、(2)アーティスト、地域住民とで風土や歴史・文化といった地域の記憶を探るためのワークショップを実施します。

 「いわくらラボ」は、アーティストが地域を深く知るためのリサーチの場とするとともに、地域住民が倉吉地域の魅力について再発見・再理解するための機会を提供します。この「いわくらラボ」によって、作家と住民とが双方向の発信と対話を行うことを目指しています。

 第2期では、第1期のワークショップを通じて理解した地域の文化を基に、アーティストは作品の制作にあたります、11/3に行われる「わいわい淀屋」という地元のイベントでオープンスタジオを予定しています。

【2017年度実施期間】

■滞在の予定

第1期...10月...調査期間(「いわくらラボ」実施)

第2期...11月...制作期間

■イベントの予定

10月中...不定期でミニイベント「いわくらラボ」を実施

11月3日...明倫地区の毎年恒例イベント「わいわい淀屋」の関連企画として、滞在作家のオープンスタジオ

11月末頃...滞在作家の成果発表展

2〜3月頃...長谷川富三郎展

いずれも予定。各イベントの内容が決定し次第、倉吉市内各所、当ホームページで情報発信を行います。


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