【日本海新聞】読者のひろば 散歩道「長谷川富三郎と若者2人の作品」

2018年2月25日日本海新聞「読者のひろば」投稿欄に、倉吉市博物館「長谷川富三郎と倉吉のくらし」展に現在出品中の久保田沙耶・中村絵美の共同制作作品《川のかたち》についてのレビューをご投稿いただいております。寄稿者は稲嶋正人さんです。

 2017明倫AIR制作発表会で示された久保田沙耶と中村絵美による作品は、新しいアートの可能性を示したものであり、しかも「分かりやすい」という素晴らしい物であった。2人が取り上げたのは、倉吉では知らない人がいない版画家・長谷川富三郎で、綿密なリサーチを行ったうえで、長谷川の作品を「超えよう」というアプローチであり、「超えられない」という諦観がスタートラインであった。
引用: 稲嶋正彦「長谷川富三郎と若者2人の作品」2018年2月25日日本海新聞/読者の広場

日付は少し遡ってしまいますが、全文ご覧になりたい方は市内の図書館などでぜひ探してみてください!


倉吉市博物館の展示は3月11日までです。

今回は博物館での展示ということで、滞在制作中にこのブログでアーティストたちがレポートしていたような、倉吉のまちの様々な伝説や史跡や郷土人等々について、詩や絵の発想の元になったポイントに絞って取り上げ、解説したテキストも付記しています。

作品もじっくり見ていただければと思いますが、せっかくの倉吉での展示なので、ぜひ解説も併せてゆっくりとご覧いただければうれしいです。そしてぜひ打吹山や小鴨川沿いの明倫地区のポイント(円形校舎、長谷寺、上や下のおじぞうさんetc...)まで散策してみていただければ嬉しいです。

久保田沙耶、中村絵美《川のかたち》2017 倉吉博物館での展示風景

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