管啓次郎ナイト

明倫AIRを行っている隣の成徳地区で、
現代美術家の永本冬森さんが、
鳥取市のあおや和紙工房で開催している個展、
「ワイルドライフ」
の、関連イベント
「管啓次郎ナイト」
が開催されました。

2部のトークでは、
明倫AIR2017招へいアーティストの中村絵美さんが登場。

2部のトークは、見たことのない景色というテーマ。

そこで、中村絵美さんは、
明倫AIRで取り組んでいる打吹山を紹介しました。

打吹山は照葉樹林の森で、
300年くらい人の手が入らなかった時期があったので、
今の状態になっています。

人の手が入ることなくつくられた森という意味では同じですが、
いつもネイチャーガイドをしている、
北海道の森とは成り立ちがまったく異なるとのこと。

そのすばらしさに、
明倫AIRの滞在期間中、
毎日のように打吹山に登っているとのことです。

管啓次郎ナイトは、
様々な縁で結ばれているように感じました。

管啓次郎さんは、中村絵美さんが大学院の時に所属していたゼミの先生。
永本冬森さんは、「音のない山崎まさよし」展など、
倉吉でさまざまな制作をおこなってきました。

永本冬森さんが、
野生生物というキーワードからいろいろな想いをはせ、
多くの人を引き寄せたのではと思います。

そして、その場所として
私たちが活動する鳥取県倉吉市を選んでくださったことは、
本当にありがたいことです。

第1部は、管啓次郎さんの詩の朗読でした。

私は、抽象的で申し訳ないのですが、
朗読が流れる空間の中で、
経済ではなく、
言葉から生まれる連想の海に漂うことで、
人があらたな動きをはじめることの、
面白さを感じていました。

私が感じた感覚を、
共有したいと思われた方がおられたら、
平成29年11月12日(土)、あおや和紙工房にて、
映画「あたらしい野生の地 リワイルディング」の上映会および、
永本冬森さん、管啓次郎さんのトークに参加することをおすすめします。

ぜひお出かけください!

記録係 里田

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