滞在制作発表

平成29年11月25日から27日まで、
鳥取県倉吉市東岩倉町のいわくら大黒座にて、
久保田沙耶さん、中村絵美さんの、
滞在制作発表が行われました。

制作発表について、新聞各社に取り上げていただき、
多くの方々の来場がありました。

長谷川富三郎さんについて調べていた中で出会えなかった作品を、
持ち込んでくださる方がありました。

商店の包装紙を長谷川富三郎さんにお願いした時のエピソードなど、
お話をうかがうことができました。

3月に倉吉博物館にて展示を行うことが決定しており、
今回の滞在制作発表の3日間は、
それに向けてのエネルギーになったと思います。


倉吉市内でどんなに素晴らしい活動があっても、
倉吉市に住んでいる人が知らないことは山ほどあります。
長谷川富三郎さんが発見してきたこと、繋いできた縁は、
その一つだと思います。


時を経て、膨大な作品などから、
その肌触りを感じることができる
久保田沙耶さん、中村絵美さんを通じて、
その壮大な取り組みを垣間見ました。

埋もれて、散り散りになったものたちを、
探し出し再構成して送り出すという、
考古学者のような、膨大な創造の世界が、
久保田沙耶さん、中村絵美さんの
滞在制作発表の空間にありました。

小さな体でよくもここまで!

二人の今後に目が離せません。

記録係 里田

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